鳥と鉛筆

2020.04.17

当院の対応は?オンライン診療(初診)解禁!

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この記事は内容が古くなっています。最新の記事をご確認ください。

 

オンライン診療が今新型コロナウイルス(COVID-19ともよびますね)の感染拡大により、注目を集めています。

 

政府が新型コロナウイルス流行中の間のみ限定の措置として、

初診でも可能、としました。

 

しかし、初診とはなんでしょうか?実はこれ、意外に複雑です。

 

(注意:オンライン診療に関しては現在国の規制が頻繁に変わっているため、それに合わせて当院の体制も細かく変更を繰り返しています。最新情報は必ず最新のブログやホームページを確認いただくようお願いいたします。)

 

そもそも初診とは?

 

初診には2種類あります。

 

  1. 当院に全くかかったことがなく、初めての受診
  2. いつもかかっている病気とは異なる、新たな症状・疾患についての受診

 

当院に全くかかったことがない

 

これはわかりやすい初診ですね。

 

皆さん大体こちらをイメージされると思います。

 

いつもかかっている病気とは異なる、新たな症状・疾患についての受診

 

こちらは患者さんにはあまり馴染みのない考え方で、結構わかりにくいとおもうのですが、

 

たとえば、

 

風邪でいつもかかっているけど、それが一旦治って、また別の風邪をひいた、というのも初診です。

 

これまでのオンライン診療の制約

 

これまではオンライン初診は禁止だった

 

これまではオンライン診療では、初診は禁止されていました。

 

つまり、いつも便秘で通っていて、今回は風邪をオンライン診療で診て欲しい、というのは禁止されていました。

 

これまでは薬剤の調整もできなかった

 

これまでは、薬の調整はしてはいけないことになっていました。

症状が安定していることが条件でしたので。

 

ですから、

 

便秘の薬がすこし効果が弱いから、薬を増量とかはダメでした。

 

花粉症でアレグラでは効きが悪いからアレロックに変えて欲しい、とかもダメでした。

 

いつもと同じお薬の処方だけしか処方してはいけなかったのです。

 

コロナウイルス流行中の期間限定措置

 

ところが、コロナウイルス流行時期に限定で、上記2点が撤廃されました。

これは大きな変化です。

 

初診が解禁!

初診が解禁されることになりました。

 

しかも、上記で説明した2種類の初診、両方とも可能です。

 

つまり、当院にかかられたことがなくても、国の決まりとしてはオンライン診療をしても良い、ということになりました。

 

ただし、当面、当院としては以下の対応をしたいと思います。

 

当院にかかられたことがない方への対応

 

国の許可が下りたとは言え、

 

当院としては、当院に全くかかられたことのない、完全なる初診は、現時点(2020-4-15)ではお断りします。

 

まず

  • 基礎疾患の把握ができていない。
  • アレルギー情報や体格などが過去カルテで確認できない。

 

などの医療上の不安があります。

 

さらに

  • 本人確認(なりすまし受診とかもあり得ます)
  • 保険証の確認
  • 薬局の対応

など、事務的にもいろいろ問題があります。

 

無用のトラブルを避けるため、当院では、当院にかかられたことのない(完全に初めての)患者さんのオンライン診療はお断りします。

 

まだ政府が通達を出したばかりで、この件に関しては全国的に混乱が続いています。

 

もう少し混乱が落ち着いて、こちらもやれると判断できたら開始するかも知れません。

 

もしかかられたことがない方で、オンライン診療をご希望の場合には、ぜひ実際に一度ご来院いただいての受診をお願いいたします。

 

その後に可能であればオンライン診療の選択肢を提示させていただきます。

 

当院にかかられたことがある方への対応

 

当院にかかられたことがある患者さんに関しては、きっちりオンライン診療も対応させていただこうと思います。

 

以下の解説をお読みください。

 

初診が解禁されたことで、以下のような対応に一時的にですが、変化しています。

 

多少の薬の調整や処方追加可能

 

これは大きな変化ですね。まったく融通が効かなかったのが、多少の変更が可能になりました。

 

いつもの診察のついでに目薬も出して欲しい、風邪薬を出して欲しい、にも対応できます。

 

薬の変更や量の調整も、多少はできます。

 

ただし、服用方法などがうまく伝わらないと困りますので、処方したことのない薬は処方は1週間までとさせていただきます。

 

大きな治療変更は無理

 

ただ、大きな治療方針の変更はお断りします。

 

これはやはり本当にその変更が必要なのか、実際に診察して決定する必要があるからです。

 

あくまで調整にとどめます。

 

 

結論:コロナ時限措置期間中の当院でのオンライン診療

 

当院でオンライン診療ができる人

つまり現在、コロナウイルスの影響による一時的な措置期間において

 

当院でオンライン診療ができる方は

 

  • 当院にかかったことがある方
  • 症状がそれほどひどくない方(ちょっとお薬もらえたらいいかなーくらいの人)
  • 良好なインターネット環境がある方(スマホでも可能)
  • 症状に変化があったら当院に来院が可能な方

 

ということになります。

 

予約は定期フォロー外来から

 

上記の条件を満たす方で、オンライン診療を希望される方は、

 

定期フォロー外来(コロナ時限措置)から予約をお願いいたします。

(クリックしていただければ予約ページへ飛びます!)

 

オンライン診療前に確認していただきたいこと

 

アプリに従って必要な情報を入れていただくとして、

それ以外に、

 

薬局への処方箋FAXをご希望の方は、その薬局の名前と電話番号と、FAX番号を調べておいてください。

 

こちらの手続きがスムーズになります。

 

(重要)再診コードがないと予約できません

 

だれでも予約することのないように、当院でお渡しする再診コード(パスワード)がないと

この定期フォロー外来は予約できないようになっています。

 

ご希望の方はまずは受診をいただければ、再診コードをお渡しします。

 

その時にいっしょにアプリのダウンロードの方法や、オンライン診療についての説明をさせていただきます。

 

(重要)ご本人の受診が必要

 

せっかくオンラインで自宅でできるのですから、お子様ご本人の受診をお願いいたします。

 

自宅での表情が見れるのは非常に重要ですし、まったく顔も見ずに処方をするのは私としても不安です。

 

ぜひ、調子が良くて変わりがない状態であるとしても、テレビ越しでお子様のお顔を見せてください。

 

楽しそうに、珍しそうに診療を受けてくれますよ!

 

お子さん本人のお顔が見れれば、保護者のみがクリニックに処方箋だけ取りに来ていただくよりも、オンライン診療の方が診察クオリティーは上です。
Dr. SHIDA
Dr. SHIDA

保険証・医療症を必ずアップしてください

 

これらの説明させていただいているオンライン診療は保険診療です。

 

CLINICSのアプリに必ず保険証、医療証をUpしておいてください。

 

これらがないと保険診療ができませんので、自費になってしまいます。

 

しかし、そういうわけにもいきませんので、Upしていただいていなければ診療を開始しません。

 

自費メニューは今まで通り

 

上記のように、保険メニューはこのような大きな変化がありましたが、自費メニューに関しては一切変わりません。

 

(クリックしていただければ予約ページへ飛びます!)

 

相談がある方は小児医療相談メニューから予約いただければ、当院にかかられたことのない初診のかたでも相談に乗らせていただきます。

 

こちらでは処方や診断はできません。あくまで相談ですのでご了承ください。

 

このようなメニューも用意しています。

 

(クリックしていただければ予約ページへ飛びます!)

 

さいごに

 

かなり大きな変化がおきました。劇的にオンライン診療が便利になりました。

 

最初は敷居が高いかもしれませんが、慣れるとかなり快適です。

 

ただし、オンライン診療は完璧ではありません。

 

直接の触ったり聴いたりという診察ができない分、診察のクオリティーだけを比べたら、

 

実際に来院していただく方が、オンライン診療よりも良いのは明らかです。

 

オンライン診療はあくまで、いろいろな事情で受診しにくい時の「つなぎ」です。

 

でも、そのかわりに、大きなメリットがある事もお分かりでしょう。

 

うまく使い分けていただければと思います。

 

一緒に未来感のある診療を楽しんでいただければと思います。

 

それでは!

 

 

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オンライン診療

子育て支援の一環として、当院かかりつけで「症状が安定している」患者さんを対象にオンライン診療を行なっています。

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    <問診記入にあたっての注意点>
  • 患者様の状態を把握するための問診です。できる限り正確にお答えください。
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