鳥と鉛筆

2025.12.31
最終更新日: 2026年01月06日

当院の予約診療について|考え方と全体像 〜安心して受診できる環境づくりのために〜

はじめに|当院が大切にしていること

 

いつも当院をご利用いただき、ありがとうございます。

 

当院では、**「一人ひとりを安全に、丁寧に診ること」**を大切にしています。

 

その一方で、身近に通っていただくクリニックとしての利便性も、日々の診療において欠かせない要素だと考えています。

 

小児科診療は、症状の重さや診察に要する時間が事前に読みづらく、また感染症への配慮も常に必要な診療科です。

 

そうした中で当院では、診療の質・安全性・利便性のバランスを取るために、

  • 予定を立てやすい時間帯予約
  • 当日の体調変化にも対応できる当日順番まち

を組み合わせた予約制診療を行っています。

 

本記事では、当院がなぜこの予約方法を採用しているのか、その考え方をお伝えします。

このページの位置づけについて

予約診療の運用や感染対策については、内容に応じて、別ページでも詳しくご説明しています。

感染対策と予約診療の関係について

 ▶︎ 当院の感染対策について|予約診療と感染予防の考え方

 

実際の予約・キャンセルルールについて

 ▶︎ 当院の予約・キャンセルについて|来院時のルールのご案内

 

このページでは、細かいルールの説明ではなく、

 

当院が予約診療をどのような考え方で行っているのか、全体像を中心にお伝えします。

 

小児科診療の特性について

小児科は、どうしても診療時間が読みづらい診療科目です

たとえば、

  • 症状が来院時になって初めてはっきりすることがある

  • 年齢や発達段階によって診察にかかる時間が異なる

  • 泣いてしまったり、怖がってしまうことがある

  • 検査や処置が必要になり、その場で対応することがある

  • ご相談内容が多く、丁寧な説明が必要になる

といったことがあります。

 

さらに、

  • 急な重症対応があった場合

  • 処置や検査が重なった場合

  • 時間を要する診察が続いた場合

などがあると、

 

事前の準備から全力で対応しているにもかかわらず、どうしても診察が後ろにずれ込んでしまうことがあります。

ご協力いただいている中でお待たせしてしまうこともあり、大変心苦しく思っております
スタッフ
スタッフ

その時その時のお子さんに必要な診療を行った結果であること

 

ご理解いただけますと幸いです。

 


当院の予約方法について

当院の予約は、次の 2種類 です。

  • 時間帯予約
    (診察/予防接種/乳幼児健診)
  • 当日順番まち
    (当日の診療状況に応じて順番にご案内する予約)

 

現在、実態として、

 

時間帯予約は定期通院の方を中心に埋まっていることが比較的多く、ご予約をお取りいただきにくい状況となっています。

ある程度直前にしか開放しない枠もご用意しており、全くご予約いただけないことは無いように調整しています!
スタッフ
スタッフ

キャンセルが出ることもあり、その場合は当日でも時間帯予約でご予約いただけます。

 

ただ、

 

もし時間帯予約がお取りいただけない場合でも、診療内容に関わらず「当日順番まち」で受診いただけます。

(※専門内容(アレルギー、低身長、思春期早発、夜尿)の「初回のご相談」に関しては、時間帯予約でお願いしております)

どちらで受診いただいても大丈夫ですが、それぞれの予約のルールに従っていただく必要があります!
Dr. SHIDA
Dr. SHIDA

 

当院の予約が果たしている役割

当院の予約は、

  • 来院のタイミングを分散させる

  • 診療の順番を整理する

  • 待合の混雑をできるだけ避ける(感染対策)

といった目的で運用しています。

 

予約を入れていただくことで、多くの方が比較的スムーズに診療を受けられるよう設計しています。

 


来院時間・順番についての考え方

 

予約時間帯から大きく外れて来院された場合や、

 

予約順と異なる来院があった場合、

 

その後の診療順や待ち時間に影響が出ることがあります。

 

また隔離室の準備や待合への案内が後手に回り、感染対策にも影響することもあります。

 

そのため、予約(時間帯予約、当日順番まち、予防接種・乳幼児健診)毎に来院ルールを定めています。

お子さんがおられると時間通りに動くことが難しい場面も多いことは、私自身もよく理解しています
Dr. SHIDA
Dr. SHIDA

そのうえで、



診療全体を円滑に進めるための仕組みとして、ルールに沿ったご来院をお願いしています。

 


診療人数についての考え方

当院では現在、1日の診療人数に上限を設けさせていただいております。

 

正直なところ、小児科医としては「来てくださった方は、できるだけ全員診たい」という気持ちが強くあります。

 

しかし、当院のキャパシティを大きく超える人数の患者さんをお受けしてしまうと

 

結果として、

 

診療の質や安全性にも影響する懸念が出てくる様になりました。

  • 本来お伝えしたい説明が十分にできない
  • ご家族の不安をゆっくり伺えない
  • 感染対策や動線の管理が後回しになる

といった懸念が出てきました。

 

以前は、スタッフの人数が多く、チーム全体でカバーすることで何とか回っていました。

 

しかし現在は、同じ体制を続けることが難しくなっています。

 

そのため、診療の質と安全を守るために、診療人数を調整する必要が出てきました。

しかし受診を希望していただく患者さんを断りたくない気持ちは今でも同じです
Dr. SHIDA
Dr. SHIDA

みなさまがルールを守って受診していただくことで、診療を効率化し

  • できるだけ患者さんを断らず
  • 落ち着いた診療環境を保ち
  • お子さん一人ひとりに必要な医療を提供する

ために行っています。

制限ではなく「安心して診療を続けるための選択」だと考えています
Dr. SHIDA
Dr. SHIDA

予約枠は、みんなで大切に使いたいものです

人数に上限がある以上、1つ1つの予約枠は、とても貴重なものになります。

 

そのため、

  • 念のために複数枠を取る
  • 行けるか分からないけれど、とりあえず予約する
  • 無断キャンセル

こうしたことが重なると、

 

本当に受診が必要な方の機会を奪ってしまうことになります。

 

予約ルールやキャンセルポリシーは、そのような事態を防ぐために設けています。

スタッフ
スタッフ
ご都合が悪くなられた場合は、事前にキャンセルをお願いいたします!

そうすれば、その枠を他の方が利用できるようになります。

 


 

予約管理と感染対策について

予約システムにより来院人数や診療内容を事前に把握することで、

  • 待合の混雑を避ける

  • 院内動線を整理する

といった感染対策を行いやすくなります

 

また、予約システムとWeb問診を組み合わせることで、来院後の診療がスムーズになり、

 

待ち時間の短縮や院内滞在時間の調整にもつながります。ぜひWeb問診をご活用ください。

 

ぜひWeb問診を活用ください!
Dr. SHIDA
Dr. SHIDA

感染対策の考え方や具体的な取り組みについては、

以下の記事で詳しくご説明しています。

▶︎当院の感染対策について ― 風邪なし外来の考え方を、現在の診療にも活かしています ―

 

さいごに

当院の予約ルールは、特別なお願いや制限を増やすためのものではありません。

  • 順番を整える

  • 診療の流れを保つ

  • 多くの方が安心して受診できる環境を維持する

  • 感染対策

ための仕組みとして運用しています。

 

ご理解いただけますと幸いです。

 

オンライン診療

子育て支援の一環として、当院かかりつけで「症状が安定している」患者さんを対象にオンライン診療を行なっています。

WEB問診

当院では受診前にWEBでの問診システムのご記入をお願いしております。
ご来院前に事前に問診をご記入いただきますと受付がスムーズとなりますので、是非ご協力ください。

    <問診記入にあたっての注意点>
  • 患者様の状態を把握するための問診です。できる限り正確にお答えください。
  • WEB問診記入後、来院時に受付に「WEB問診に回答した」旨お申し出ください。