鳥と鉛筆

2020.03.04

受診の際のお願い!新型コロナウイルス感染症を疑ったら?

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新型コロナウイルス感染症を疑った際に、実際どのようにしたら良いのでしょうか?

 

刻々と状況は変わります。現(2020年3月4日)時点での流れと、当院の対応と皆様へのお願いを説明させていただきます。

 

新型コロナウイルス感染症の一般相談

 

不安なときにはまずはこちらで相談できることになっています。

奈良市保健所:一般相談

0742-95-5888

平日8:30-17:15 

土・日・祝 10:00-16:30

 

発熱などの症状があり、受診についての相談は帰国者・接触者相談センターへご相談下さい。

時間外については、保健予防課(電話番号 0742-93-8397)までご相談ください。

 

新型コロナウイルス感染症を疑う時の相談・受診の流れ

 

まずは奈良市のまとめポスターをご覧ください。

 

 

重要なので説明していきます。

 

疑似症と思う人

  • 新型コロナウイルス感染症患者と濃厚接触をした人で、発熱(37.5 度以 上)または咳等呼吸器症状のある人
  • 14日以内に流行地※への渡航歴や居住歴がある人で、発熱(37.5 度以 上)と咳等(肺炎を疑う)呼吸器症状のある人
  • 14日以内に流行地への渡航歴や居住歴がある人と濃厚接触をした人で、 発熱(37.5 度以上)と咳等(肺炎を疑う)呼吸器症状のある人
  • 風邪症状や発熱(37.5 度以上)が4日以上(高齢者や基礎疾患がある等重 症化しやすい人は 2 日以上)続く又は、強いだるさや息苦しさがある

※中華人民共和国湖北省及び浙江省並びに大韓民国大邱広域市及び慶尚北道清道郡

 

 

これらにあてはまる場合には、

帰国者・接触者相談センター

0742-27-1132 

平 日:8時30分~21時 

土・日・祝:10 時~16 時 

に症状等を伝えて、帰国者・接触者外来 の受診の必要性を相談してください。

 

時間外は、保健予防課(電話番号 0742-93-8397)までご相談ください。

 

相談の結果

 

  • 必要な人は

帰国者・接触者外来の受診を調整してもらえます。

 

  • 必要でない人は

一般の病院を受診するように言われます。

 

当院の対応

 

当院のような一般のクリニックでは新型コロナウイルス感染症の検査や治療はできません

一部報道で「検査ができるようになる」とかいう情報もありますが、現時点では無理です。

 

上記の「疑似症の基準」に当てはまる方は、感染隔離の必要もありますから、

事前連絡なしに当院を受診された場合に対応致しかねます

 

まずは上記の手順で、帰国者・接触者相談センターへ電話相談をしていただくようにお願いいたします。

(当院に受診していて発熱のフォロー中、という場合にはこの限りではありません)

 

電話相談で

  • 新型コロナウイルス感染症である可能性が低く、帰国者・接触者外来の受診が必要ない、

と判断された場合、近くのクリニックに受診を勧められるでしょう。

 

 

基準の中で4番目の「微熱が4日以上」っていうのがありますね。

確かに4日間熱続いたら、風邪がこじれていないかどうか?気を付けないといけないです。

 

でも、そんなものは別に新型コロナウイルス感染症の特徴でもなんでもありません。

常識的に考えても、インフルエンザでもRSでもヒトメタニューもウイルスでも、、、風邪でも中耳炎でも、、、、あり得ます。

 

微熱4日でコロナウイルス感染症を疑っていたらキリがありません。

実際コロナウイルス感染症よりも他の感染症の方が多いわけで、、、コロナを怖がって自宅待機して、インフルエンザをこじらせた、というのも問題です。

 

このため、帰国者・接触者相談センターで近くの病院を受診するように指示された場合には、(接触歴や渡航歴がない場合には)基本的に診察させていただきます。

 

ただし、熱だけでなく、発症者との接触や、感染地域への渡航歴がある場合には、とくに慎重に対応が必要と考えています。

 

このため、上記の「疑似症の基準」に当てはまる方は、(渡航歴や接触歴のあるなしに関わらず)

まずは電話でお問い合わせいただき、受付スタッフに

「帰国者・接触者相談センターで相談して、その結果、近くの病院を受診するように指示された」

ことをおっしゃってください。

 

状況確認の上、当院で受診していただくことが可能かどうか判断させていただきます。

 

混雑状況や他の患者さんの状態も考慮してお断りさせていただくこともあります。ご了承ください。

 

受け入れ可能な場合にも、車でお待ちいただいたり、他の患者さんがおられない時間をご案内するなどの指示をさせていただくことがあります。必ず当院スタッフの指示に従ってください。指示に従っていただけない方は直ちに退出いただきますのでご了承ください。

 

こんなときこそオンライン診療

 

オンライン診療ならば直接対面しませんので、感染するリスクがありません。

究極の感染隔離です。

 

ただし、オンライン診療には国の細かい制約があります。

 

今回のコロナ騒ぎで一部制約を取り除く動きはあるのですが、それでも自由に診療できるわけではありません。

  • 発熱があるけど、病院にいきたくないのでオンライン診療、
  • コロナウイルス感染症の可能性があるから、他の患者さんや病院に迷惑がかからないようにオンライン診療

というのは現時点では認められていません。

 

感染症の患者さんは状態が変わりやすく、話だけでは状態を把握しきれないことがあります。

実際に診察をしないとリスクをきっちり判断できないのです。患者さんの安全が担保できませんので、オンライン診療は行えません。

 

ただし、普段当院にアトピー性皮膚炎、便秘、蕁麻疹、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などでかかっていただいている患者さんで、状態が落ち着いている場合には、普段のお薬を処方させていただくことはできます。

(ついでに風邪薬、とかも認められていません。)

当院のオンライン診療メニューはこちら

保険診療ではありますが、通常の診察料に加えて、オンライン利用料1000円の自費負担が追加で必要です。

初めての場合にはクリニックで説明させていただきますので、当院かかりつけで興味のある方はお声がけください。

このメニューをご予約いただくには、当院でお渡しする「再診コード」が必要です。

 

自費で相談メニューもあり、こちらは特にこのような制約はありません。初診の方でもご予約いただけます。ただしこちらでは一切処方はできませんのでご了承ください。

 

さいごに

 

いろいろ決め事があり、またこのように書いていますが、国の対応が変われば当院の対応も変わります。

できるだけその時点での最善の選択をしていきたいと思っています。

 

いろいろお手数をおかけするところもありますが、

皆様がお互い安心して気持ちよく受診していただけますように、ご理解とご協力の程よろしくお願いします。

 

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オンライン診療

子育て支援の一環として、当院かかりつけで「症状が安定している」患者さんを対象にオンライン診療を行なっています。