鳥と鉛筆

2019.11.23

時間帯予約とは?当院の診察予約システムについて

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予約システムを取り入れているクリニックは最近たくさんあります。

予約システムは便利ですよね。

 

私が子供の頃は、病院といえば待つものでした。

  • 朝早くに病院のドアの前で並ぶ
  • まずボードに名前を書きに行って順番をとって、その後出直す
  • なんども受付さんに「もう呼ばれました?」と確認に行く

などなど、していたものです。

 

クリニックに限らず人気の料理店など他の業種もこのような感じでしたね。

 

それが、予約システムのおかげでかなり改善され、楽になりました。

 

クリニックでも予約システムが使われるようになって、すっかり定着してきました。

そして、予約システムも進化して、いろいろなタイプのものが出てきました。

 

運用方法は大きく分けて

  • 順番予約
  • 時間指定予約
  • 時間帯予約

があります。

 

ちなみに当院は3番目の時間帯予約というものを採用しています。

 

順番予約

 

予約といえばまずはこれです。

シンプルに、昔ながらの順番待ちがインターネットでできるシステムです。

 

メリット

クリニック側からしても、患者さん側からしても

  • わかりやすい

というのが大きなメリットとなります。

 

クリニック側からすれば、予想外に時間がかかる患者さんがいても、順番は変わりませんから、不公平感がなく、安心です。患者さんも多少遅れても順番なら仕方がないと納得できるでしょう。

 

運用しやすいといえます。小児科の多くが採用しているシステムです。

 

デメリット

  • 何時に受診できるかわからない

 

順番は取ったけど、10時に呼ばれるのか、12時に呼ばれるのかわからない、といった感じになりますので、

結局、患者さんはそれなりの時間を拘束されることにもなります。

 

利便性としては他の時間予約、時間帯予約に比べると低いと言えるでしょう。

 

時間指定予約

 

これも定番の予約です。

 

メリット

  • クリニックも患者さんもお互いに時間が分かる

のが大きなメリットです。

 

待ち時間なく診察を受けて、すみやかに帰宅できる、というのが理想です。

無駄な時間がありません。

 

まさにそれを実現できる予約方法と言えるでしょう。

利便性は高く、患者さんの拘束時間は非常に短いです。

 

デメリット

  • 融通が効かない

クリニックも患者さんもお互いに時間のズレが許されません。

遅刻(やその逆もあります)があり、診療時間枠を過ぎると次の時間予約の患者さんが来られるため、どんどん予約がズレます。

治療が長引いても、患者さんがもっと相談したいことがあっても、次の患者さんが予定通り来られますので、時間通りに終わる必要があります。そうでなければどんどん遅れていきます。

 

一度ずれたが最後、その後の患者さん全ての予約がずれることになります。

 

治療のメニューが決まっていて、時間通り終わりやすい診療科であれば良いですが、小児科は時間が読めない診療科です。

 

なかなか時間指定予約をうまく小児科で運用するのは難しいといえます。

 

時間帯予約(当院はこれを採用しています)

 

当院の予約システムをどうしようか、、、、?

 

不公平感がなく、苦情の出にくい順番予約を採用しようかどうか迷いました。

 

自分が病院を受診する側に立った時に、ある程度の時間の目安は知りたいとの思いから、もっと良い方法がないものか?と考えた末に時間帯予約を採用することにしました。

 

これは例えば10時〜10:30という幅を持たせた時間枠で予約をさせていただく、という方法です。

ぴったりとした時間はお伝えできませんが、これでかなり受診時間の目安は知ることができます。

 

こちらが予約のトップ画面です

 

進んでいただくと、以下のように時間を選んでいただく画面にきます。

 

 

同じ時間の枠で、複数の患者さんの予約をお取りしていますので、

その枠内で、来院された順番で、診察させていただいております。(部分的な順番予約ともいえます。)

 

時間のかかる患者さんがおられた場合、やはりその後がどんどんずれることにはなってしまいますが、

その後の患者さんがスムーズで、30分の間に時間を取り返せれば、

11時からはまた、予約通り進められて、みんな予約の時間通り、というわけです。

 

ぴったりした時間ではないので、クリニック側も患者さん側も多少の融通が効きます。

 

順番予約と時間指定予約の中間の予約方法で、

メリット、デメリットもその中間といったところでしょう。

 

時間帯予約の実際

 

自分は、時間帯予約というのはやったことがなかったですが、実際やってみて、

どのようになっているのかというと、、、、

 

大幅にずれた場合には、時間を取り返しきれずに、次の時間帯の患者さんの予約もずれてしまうことが、

実際には現状、時々あります。受診していただいた皆様にはご迷惑をおかけしてしまっております。

 

しかし、いつもそういうわけでは当然なく、だいたいうまくいっている日が多いです。

 

だいたい

  • ある程度の利便性
  • 納得できる医療

を両方確保できているのでは? と思っています。

 

受診できる時間の目安がある程度わかるのは大きいと思います。

そして、すくなくとも、時間指定予約よりも柔軟性がありますので、質問したいことがある時にはお答えできる時間を取りやすいです。

 

ずれてしまう原因として、スタッフが不慣れなことが原因なこともまだまだあります。これは徐々に改善していますし、今後も努力してまいります。

あとは、予想以上に複雑な病態の方やいろんな疾患の方がこられたりして、相談に時間がかかっていることがある、ということもいえます。(他の小児科クリニックに勤務経験があるスタッフが驚いているような状態です。)

 

せっかく来院いただいたからには、何か解決策を示してあげたいとの思いから、時間をとってしまっているところもあります。

(奈良県立医大小児科勤務時代の時の癖がついていて、外来につい時間をかけてしまいます)、

 

じっくり診察する=待ち時間が増える

 

となってしまいます。これは永遠のテーマですね。

この辺にどう折り合いをつけていくのか?は私の今後の課題だと思っています。

 

診察効率を上げて、診療の質は落とさずに、待ち時間を減らす努力をしていかないといけないと思っています。

 

どうしても予約時間通りにいかない場合には、順番予約にせざるを得ないと思いますが、

クリニックは気軽にストレスなく受診していただけることも大切だと考えています。

 

クリニック側に少し高度な運用が要求されるところはありますが、引き続き、

時間帯予約に挑戦していきたいと考えています。

 

なお、平日昼間の予防接種の枠に関しては時間枠を15分単位にしており、より時間指定予約に近い運用としております。

ぜひこちらからアクセスできますのでお試しください。

応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

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