診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前診 9:00〜9:30(風邪なし外来) 9:30〜12:00(一般外来) |
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予約外来 15:00〜16:30 |
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午後診 17:00〜19:00(一般外来) |
風邪なし外来(平日午前9:00〜9:30)…
発熱、咳、嘔吐、下痢の方は受診いただけません。
当クリニックでは、院内での待ち時間を短縮するため、初診の方でもWebから予約・確認ができる予約システムを導入しています。
事前の「時間帯予約」と当日の「順番まち」が可能です。当日でも必ずご予約のうえご来院ください。
お好きな時間帯を指定してご予約いただけます。ご予約時間帯のなかで、来られた順番で、診察させていただいております。診察優先度が高く待ち時間が少ないですので、定期通院の方はできるだけこちらを選択ください。
当日の順番まちをしていただけます。時間帯予約の方があいたタイミングで、原則番号順に診察させていただきます。時間のお約束はできません。
初めて受診される時には
下記のものをご持参ください。
健康保険証、医療証は毎月確認させていただきます。恐れ入りますが、その都度ご持参ください。お忘れの場合には一旦自費でお支払いいただき、次回お持ちいただいた際に払い戻しさせていただきます。
予防接種の際には必ずお持ちください。
(お忘れになるとワクチンを接種できませんので、ご注意ください。)
他の医療機関で検査を受けられた結果をお持ちの場合には、その検査結果をできるだけお持ちください。また紹介状をお持ちの場合には必ずご持参ください。
現在の投薬状況の把握に非常に有用ですので、できるだけご持参をお願いいたします。
当クリニックでは一般的な小児科診療に加えて、アレルギー疾患、低身長(成長ホルモン治療など)、夜尿、出血性疾患の診療にも対応しています。
インターネットでご予約の際には予約システムから「専門外来」を選んでご予約ください。
院長は小児科専門医だけでなくアレルギー専門医の資格も有しており、アレルギー疾患の治療にも取り組んでまいりました。
これまでの経験を活かして気管支喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎(花粉症)などのアレルギー疾患の治療に取り組んでいます。
近年注目されている舌下免疫療法にも積極的に取り組んでいます。
アレルギー性に気道が過敏になり、発作的に呼吸困難や喘鳴、咳などがおきる病気です。明け方や天候の変化、風邪をひいたときなどに症状が出やすくなります。診断には聴診器での診察が最も大切ですが、血液検査や呼吸機能検査もあわせて行います。
治療は発作を抑える治療と、発作を予防する治療、喘息体質を変える治療とに分けられます。
発作が起きている時には抗アレルギー剤、気管支拡張剤、吸入などを行います。
発作が治まった後は、発作を起こさないように予防していくことが大切です。
抗アレルギー剤、吸入ステロイドが治療となります。症状に合わせてお子さんにあった薬や量を設定します、よくなったように見えても自己判断で急に薬をやめてしまうとまた発作が起こったりします。肺機能検査も参考にしながら、薬を調節していきます。調子が良い場合には一緒によく相談しながら薬を減らしていきましょう。
ダニやスギが原因の場合には舌下免疫療法が有効です。体質を根本から変える治療法ですので、他の治療法とは種類が異なり、根治も期待できます。アレルギー性鼻炎を合併している方が対象になります。当院でも取り組んでいきます。
→ 舌下免疫療法について詳しくはこちら
かゆみのある湿疹を主として、良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の病気です。皮膚の乾燥やバリア機能不全がもともとあり、そこへ様々な刺激やアレルギー反応により発症すると考えられています。
乳幼児では卵や小麦などの食べ物(食物アレルギー)、それ以降ではダニやハウスダストなどの環境要因が原因として多くなります。その他にも汗や空気の乾燥、ストレスなども原因になります。
当院では血液検査や皮膚テストを行い、悪化の原因となっている物質を調べます。原因をみつけ、それぞれに対して対策を立てていきます。食べ物の場合には安易に除去するのもよくありません。お子さんそれぞれにあった治療を提案します。
アトピー性皮膚炎の治療は原因の除去、スキンケア、薬物療法の3本柱で行います。
原因の除去ができれば劇的に良くなることもあります。意外に気づいていないものが原因のこともあり、すぐに見つからないこともよくあります。あきらめずに一緒に探していきましょう。ただし原因が食物アレルギーの場合には安易な除去はしません。
とくに保湿が大切になります。軟膏やクリームでひたすら保湿しましょう。
とくに起床時とお風呂上がりに必ず塗ることが大切です。1日2回塗ることが必要ですが、乾燥しやすい方はもっと頻回に塗る必要があります。
メインの治療薬は塗り薬(ステロイド軟膏、免疫抑制剤の軟膏)です。これに症状に合わせて抗ヒスタミン薬や漢方薬などをうまく併用して治療を行なっていきます。
ダニやスギが原因の場合には舌下免疫療法が有効な可能性もあります。アレルギー性鼻炎や気管支喘息に比べると治療効果がでにくい可能性はありますが、体質を根本から変える治療法ですので、うまく合えば非常に魅力的です。アレルギー性鼻炎を合併している方が対象になります。
→ 舌下免疫療法について詳しくはこちら
卵、小麦や牛乳などの、ある特定の食べ物を触ったり食べたりすると、アレルギー反応が起こる病気です。症状は蕁麻疹程度の軽いものから、アナフィラキシーショックという命に関わる状態になることもあります。気管支喘息やアトピー性皮膚炎の原因になっていることもあります。
当院ではまず、血液検査や皮膚テストを行いアレルギーの原因物質を特定します。
以前は原因となっている食べ物をただ避けるという治療が行われていました。たしかに症状は治まりますが、この方法ですと原因物質を食べられるようになりません。栄養がかたよったり、誤食によりアナフィラキシーを起こしてしまうというリスクがあります。当院では「食べて治す」という治療を行なっていきます。
花粉症ともいわれる病気で、近年では発症が低年齢化しており、以前までは少ないといわれていた小さいお子さんでも発症するようになってきています。
アレルギー性鼻炎があると鼻が詰まって口呼吸になり、風邪もひきやすくなります。
当院ではまず診察や鼻水、血液の検査などを行います。アレルギー性の鼻汁であると診断した場合には、原因別に対策を相談させていただきます。
抗アレルギー薬の飲み薬、ステロイド点鼻薬、漢方薬などが有効です。
一旦つよい症状が出てしまうとなかなか治りにくいのも事実です。季節性アレルギー性鼻炎の場合には原因物質となる花粉の飛びはじめる2週間ほど前から治療することがオススメです。原因がダニやスギの場合には舌下免疫療法も有効です。
→ 舌下免疫療法について詳しくはこちら
アレルゲン免疫療法と呼ばれる治療法のひとつです。アレルギーの原因物質であるスギ やダニの成分を長期間かけて投与することで体の免疫を徐々に慣れさせる治療です。抗アレルギー剤 のように症状を一時的に抑え込むのではなく、アレルギーを体質から改善することができます。
原則5歳以上が開始できる年齢です。
などの効果が約7割の方で期待できます。
逆にデメリットとしては
などが挙げられます。
初めは少なめの量から開始して、徐々に増やしていきます。初めは症状が出やすいこともあり、自宅で不安になられることも多いです。慎重にすすめますので開始後1週間後、2週間後、4週間後は受診をしていただき、あとは調子が良ければ月1回の受診となります。また、体質が改善されているかどうかを血液検査でも確認します。
同年齢、同性別のお子さん100人を背の順に並んでもらい、前から1, 2番目くらいのお子さんが低身長といわれます。しかし、お子さんは成長が著しいため、同じ学年でも早生まれのお子さんと4月生まれのお子さんでも全く違います。学校や幼稚園での背の順だけでは低身長なのかどうかは正確にはわかりません。
まずは成長曲線でお子さんの身長を確認してみましょう。
標準身長曲線(→ 男の子用・→ 女の子用)でこれまでの身長を記録してみましょう。
は何らかの病気が隠れている可能性があります。
低身長の全てが病気ではありません。しかし、甲状腺ホルモンや成長ホルモンなど、成長に欠かせないホルモンが足りないために低身長になっている場合には、ホルモンを補ってあげることで身長を伸ばしてあげることができます。院長は勤務医時代には小児内分泌外来も担当して多数の成長ホルモンや甲状腺ホルモンの補充療法を経験しました。背が低いことで悩んでおられるお子さんはぜひご相談ください。
初診時には成長曲線を作成し、必要があれば血液検査、尿検査、骨年齢を評価するための左手のレントゲンを撮らせていただきます。後日検査結果を聞きにきていただき今後の計画を立てていくことになります。
低身長の診察には以下のものが必要です。必ずご持参いただきますようお願いいたします。
成長ホルモンが足りない可能性が疑われれば、以下の検査を行います。
下垂体に異常がないかどうか、頭部MRI検査を連携させていただいている登美ヶ丘画像診断クリニック(http://tomigaoka-cl.jp)で撮影していただきます。
お薬をつかって成長ホルモンが出るかどうかを判定します。採血用の柔らかい針を血管に留置して、30分ごとに2時間採血を行います。
小さいお子様ですとMRIや頻回の採血が外来では難しいため専門の病院をご紹介させていただくこともあります。お子さんにより異なりますが、当院で検査ができる目安は年長さんくらいからとなります。
思春期が早く来る病気を思春期早発症と呼びます。
このような時、思春期早発症を疑います。
思春期早発症では、体つきが周りのお子さんよりも早く二次性徴で変化します。このため精神的なストレスになる可能性があります。また、一時的には身長が伸びて高身長になりますが、早い段階で骨が成熟して成長が止まってしまうため、最終的に低身長になりやすいです。
治療することにより改善が期待できますので、ひょっとして?と思われた場合には、ぜひご相談ください。
通常、思春期がはっきりしてくるのは大体、女の子は10歳頃、男の子は12歳頃ですが、どの程度の症状から思春期が早すぎると判断するのでしょうか?
思春期早発症の診断には小児慢性特定疾患の基準が一つの目安になります。
男の子の思春期早発の目安
女の子の思春期早発の目安
これは平成15年に作成されたもので、この時代よりも全体的に早熟傾向ですので、これに当てはまっても正常と判断させていただくこともよくあります。
これらの基準以外にも細かい条件があります。受診いただければ必要に応じて以下のような検査を行い判断させていてただきます。
ただ、思春期早発症と診断されたとしても、全員に治療が必要なわけではありません。
多少思春期が早くても、身長や体つきが気にならない、身長も気にならない、という場合には、「治療しない」という選択肢もあります。
当院ではよくご家族、ご本人と相談の上で治療方針を決定しております。
ご相談の際には成長曲線(→ 男の子用・→ 女の子用)や以下の書類をお持ちください。
5歳以降で、1ヵ月に1回以上のおねしょが3ヶ月以上続く状態を夜尿症と呼びます。小学校入学時には約1割のお子さんが夜尿症と言われます。10歳を超えても5%のお子さんに見られるといわれます。恥ずかしくて病院を受診しない例もありますから、実際の頻度はこれよりも高いでしょう。自然に治ることが多い病気ではありますが、お子さんの自信喪失にもつながるため、とくに学校の行事などで不安になる前に治療をお勧めします。最近は低年齢でも宿泊行事などもあったりします。気になった時が受診のタイミングと言えるでしょう。その子にあった治療を調整するのに時間がかかりますので、行事までには余裕を持って受診をしていただきますようお願いいたします。
当院では
を行い、どのようなタイプの夜尿かを見極めた上で、お子さんそれぞれに合った治療を提案します。
治療法としては
を中心に行なっています。
おねしょ卒業プロジェクト:https://onesho.com/patient/